関節リウマチ治療における「B型肝炎ウイルスの再活性化」とは
最近、関節リウマチの治療は メトトレキサート( MTX) や生物学的製剤の使用により飛躍的に進歩しました。ところがB型肝炎ウイルスに感染して治ゆした「既往感染者」や感染後ウイルスを体外に排除できず保有し続ける「持続感染者 […]
骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版について(主な改訂項目)
脆弱性骨折なしの場合の治療開始基準で若干の変更がなされた他、抗RANKL抗体やビスホスホネート製剤の一部に高い評価が与えられました。 骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版が7月に発刊されました。2011年版以来と […]
「ステロイド性骨粗鬆症の管理と治療のガイドライン2014年版」について
2014年版は 日本でのエビデンスを基に簡便にリスク評価ができるようにし、臨床現場で使いやすい指針となることを目指しました 前回(2014年4月14日)のTopics直後の2014年4月17日に日本骨代謝学会から「ステロ […]
関節リウマチと骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について
関節リウマチの患者さんは 活動性の低下、薬物の影響、病気自体の影響などにより 高率に骨粗鬆症を合併します。骨粗鬆症治療の目的は骨折の危険性を抑制し、QOL(日常生活の質)の維持改善をはかることです。関節リウマチに合併した […]
非ステロイド性抗炎症薬( NSAIDs, 痛み止めとして処方される薬 )による胃腸障害について
非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は痛み止めとして関節リウマチの治療において使用されることの多い薬剤です。副作用として最も多いのが上部消化管病変で 特に胃・十二指腸潰瘍が問題となっています。NSAIDs による潰瘍の […]
関節リウマチと腎機能障害について
関節リウマチでは 治療のために多くの薬物を使用しますので、投与された薬物を体の外に排泄する腎臓の機能は非常に重要です。腎臓の機能が低下すると 投与された薬物が体外に排泄されにくくなり、薬物の作用が強く出たり、副作用が出や […]
新しい経口抗リウマチ薬(トファシチニブ、ゼルヤンツ®)の日本での発売日が2013年7月30日に決まりました
新しい経口抗リウマチ薬(トファシチニブ、ゼルヤンツ®)の発売は関節リウマチの患者さんにとって治療薬の選択肢が1つ増えたという朗報ですが、現状では長期の使用成績がないので副作用という点で不安があり、慎重な投与・経過観察が必 […]
医薬品副作用被害救済制度について
関節リウマチの治療においては多くの薬物が使用されますので それによる副作用も当然あり得ます。しかし薬物が適正に使用され定期的に診察や検査を受けていれば、多くの副作用は十分に防止でき、万一おこったとしても早期に対処が可能で […]
新しい抗リウマチ薬 トファシチニブ(tofacitinib)について
新しい抗リウマチ薬 トファシチニブ(JAK阻害剤)は メトトレキサート(MTX) 併用のもとで生物学的製剤であるアダリムマブ(ヒュミラR)と同等の効果のあることが報告されており、発売されれば 患者さんにとって治療の選択肢 […]