UNDEAD ( TEN YEARS AFTER )

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UNDEAD ( TEN YEARS AFTER ) / 1968年8月発売

このアルバムは TEN YEARS AFTER の 2 枚目のアルバムにあたりますが、セカンド・アルバムに いきなりライブ・アルバムを出してくることは大変珍しいことで 彼らが いかに自分達の演奏に自信を持っていたかということの表れと思われます。

このアルバムは 1968 年5 月に Klooks Kleek という London の小さなジャズクラブで録音されたものです。会場が小さいだけあって そばで彼らの演奏を聴いているかのような感じのする録音となっています。このアルバムで彼らは1950 年代のジャズやブルースと初期のロックンロールの合わさった古びたスタイルの熱気ある演奏を聴かせてくれます。60 年代にリリースされたロックのライブ・アルバムでは最高と言える1枚と思います。

このアルバムの一番の目玉は1969年の Woodstock Festival での熱演で有名になった「I’m Going Home」のオリジナルと言える演奏が聴けることです。Alvin Lee の早弾きのギターばかりが取りざたされますが、バックのベースやオルガンも熱い演奏をしています。この曲はこのアルバムでの演奏が最高と思います。
そして続いての圧巻は「I May Be Wrong, But I Won’t Be Wrong Always」です。この曲はジャズ風のjam ですが、この曲でのAlvin Lee は鬼気迫ると表現してよいくらいの早弾きとテクニックのあるギターを聴かせてくれます。

CREAM の演奏で有名な Spoonful や Standing At The Crossroad ですが、 このアルバムでの彼らのジャズ風のアレンジもなかなか良いものです。

このアルバムは TEN YEARS AFTER を初めて聴くという人にはやや難解な曲が多く、はじめは馴染めないかもしれません。Ssssh あたりから聴いていただくのが無難でしょう。