PURE BLUES ( ALVIN LEE & TEN YEARS AFTER )

pure-blues

PURE BLUES ( ALVIN LEE & TEN YEARS AFTER ) / 1995年9月発売

1995年発売のアルバムで アルバムタイトルどうり TEN YEARS AFTER 時代から解散後のソロ時代の Blues に根ざした曲ばかりを選んだアルバムです。スローな Blues 中心の落ち着いた曲が多くなっています。もともと TEN YEARS AFTER は Alvin Lee?中心のグループで Blues 系の曲が多かったので Lee のベスト盤に近い編集と言っても良いでしょう。

このアルバムを聴き終わってみると Alvin Leeのギターには色々な評価があるかもしれませんが、早弾きのセンスはやはり大したものだと思われます。また 彼のギターは同じ Blues をやっている Gary Moore?や Joe Bonamassa のギターに比べると やや音が古くさく感じられますが 自然な音で、それがかえって Blues 臭さを うまく出しているような気がします。これはおそらく彼がES-335 というセミ・アコースティックギターを使い続けているからでしょう。

Alvin Lee?は George Harrison とも親交が深く、このアルバムの中でGeorge ?Harrison が スライド・ギター を弾いている The Bluest Blues, Real Life Blues, Talk Don't Bother Me などは あまり知られていないのですが良い曲です。

しかし このアルバムだけでは TEN YEARS AFTER を理解するには不十分で、少なくとも先に紹介した 2 枚のアルバムを聴いたあとで 聴いていただきたいと思います。