The Jimi Hendrix Experience - Voodoo Child (Slight Return) (Live In Maui, 1970)

Jimi Hendrixが現在に蘇ったかの様な高画質です。以前からbootlegとしてこの音源は存在していましたが、音質はいま一つでした。しかしこれは期待できます。
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ジミ・ヘンドリックスが1970年にハワイ・マウイ島で行った “いわく付き”の公演がある。そのステージの裏側を追ったドキュメンタリー映像作品『Music, Money, Madness . . . Jimi Hendrix』が、11月27日(金)に発売される。
パッケージには、同地でおこなわれたライブ音源『ライヴ・イン・マウイ』(1970年7月30日の2回のパフォーマンスを2枚組CD〈LPでは3枚組〉に所収)も同梱。映像作品は、ハワイ公演の現存する全てのショットを、16ミリのカラー映像、ステレオ及び5.1サラウンド・ミックスで収録したBlu-Ray。今回のドキュメンタリー映像『Music, Money, Madness . . . Jimi Hendrix』は、“不運な運命を辿った映画”として知られる『レインボー・ブリッジ』(1971年)をテーマに制作されており、ハワイ公演も、この『レインボー・ブリッジ』のためにセッティングされた経緯がある。
映画『レインボー・ブリッジ』は、何かと問題が多かった、当時のジミのマネージャー、マイケル・ジェフリーが制作した映画で、監督はアンディ・ウォーホルの従者だったチャック・ウェインが務めた。しかし、監督経験がほとんどないチャック・ウェインの構想は、サーフィン、ヨガ、瞑想、太極拳を織り交ぜたシーンを、脚本なしでプロの役者も使わずに撮影するというものだった。結果、ヒッピー文化が脈略なく寄せ集められたような作品となり、批評家たちからも酷評された。
ドキュメンタリーでは、未公開映像や当時の関係者からのインタビューを交え、ジミたちがどのようにこの映画に巻き込まれていったか。彼らの口から、史上稀に見る論争を呼んだインディペンデント映画の“真実” のストーリーが語られる。
 
(2020.09.14)