キース・リチャーズ、『サージェント・ペパーズ』はビートルズ作品としてはゴミだと語る

「ビートルズはビートルズらしい時のサウンドが最高なんだよ。でも、あの音楽にはあんまりルーツを感じさせるものがないよね。まあ、なんか舞い上がっちゃったんじゃないのかな。無理ないだろ、そりゃあ? 60年代にビートルズなんかやってたらね、舞い上がらない方が無理だから。で、自分がそもそもなにをやりたかったのか見えなくなっちゃうんだよね。それで『サージェント・ペパーズ』をやり始めちゃうんだよ。なかには天才的なアルバムだという人もいるけど、ゴミがいろいろまぜこぜになったもんだと思うよ、『サタニック・マジェスティーズ』みたいにね。くだらないもんのてんこ盛りなら、自分たちにも作れるぜってな調子でわざわざ張り合っちゃったっていうか」

(2019.03.06)