In The Court Of The Crimson King

THE BEATLESのABBEY ROADと同じ時期の1969年に発売されたアルバムだが50年前にこのような音楽が作られていたとは驚きである。オーケストラのような音はアナログ電子楽器のメロトロン。

『クリムゾン・キングの宮殿』(In The Court Of The Crimson King)は、1969年に発表されたキング・クリムゾンのファースト・アルバム。プログレッシブ・ロックというジャンルを確立した記念碑的な作品で、その後のロック史にも多大な影響を与えた。作詞専門のメンバーであるピート・シンフィールドの歌詞は、抽象的・神秘的な世界観を見せており、特に「エピタフ」での、「“混乱”こそ我が墓碑銘(Confusion will be my epitaph.)」というフレーズはロック史に残るものである。この曲のボーカルはEmerson Lake&Palmer結成前のGreg Lake。

(2018.12.02)