LED ZEPPELIN III (LED ZEPPELIN)

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LED ZEPPELIN III ( LED ZEPPELIN ) / 1970年10月5日発売(英)

LED ZEPPELINは 一般に単なるハードロックバンドの一種であると誤解されやすいのですが、アコースティックギター中心のトラッド・フォークナンバーに も力を入れ、さらに中東風民族音楽的な要素も積極的に取り入れ、その音楽的独自性を高めて行きました。そのはじまりがこのアルバムと言ってよいでしょう。 B面は田舎の牧歌的な雰囲気を感じさせるアコースティック・ナンバーが収録されています。私はZEPのこういった路線変更が好きになれず、LPの頃はB面 は一度聴いただけで その後は全く聴くことがありませんでした。CDが発売されて全曲通して聴けるようになってからもアコースティック・ナンバーは好きに なれず 聴いていませんでした。やはり LED ZEPPELIN I, IIの轟音ブルースロックを継続して欲しかったと思いました。

さて 1曲目のImmigrant Song-移民の歌 ですが この曲は すごい曲です。中世のバイキング伝説を歌ったものですが、始まりの独特のリフがやたらと闘争心をかき立て血圧が急上昇してしまいそうです。

3 曲目の Since I’ve Been Loving You は マイナー調ブルースですが、ZEPの名曲の1つに挙げてよい曲と思います。ライブではかなりの回数演奏された曲の1つですが、公式ライブ版となった The Song Remains The Same(1973年N.YのM.S.Gでのライブ)での 演奏が私は一番気に入っています。この曲はbootleg(海賊盤)にも多く収録されています が、出来不出来の差が大きく、その日のジミーペイジの調子がすぐ分かってしまいます。1975年以降のライブでは 出だしのチューニングがあってないもの もあります。

このアルバムで私が気に入っている曲はこの2曲のみです。
ともかく このサードアルバムから彼らの音楽に対する考え方が変わって来た様で、単なるハードロックバンドというレッテルを貼られないように幅広い音楽を模索している様な気がします。
そして このような流れの中から あの有名なアルバムである LED ZEPPELIN Ⅳが生まれたのです。